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先週末通期利益予想を据え置いた高島屋が年初来高値を更新、Jフロント、ファストリなど小売株が買われた。 円高傾向でレンゴー、日本紙など紙パが上昇した。ソニー、キヤノンが切り返し、ホンダ、ファナックが値を伸ばした。 原子力関連で三菱重工、東芝が高く、電池関連で古河電工、三洋電機が買われている。個別に、ヤマダ電機が3日続伸、「官民の金融支援が2000億円規模と明らかになった」 と報じられたエルピーダが上伸した。 一方、公募増資を発表した大和証券が売られ、野村HDもさえない。損保ジャパンなど保険も軟調。
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★ ★ 2009,6,29
5月の鉱工業生産、5.9%上昇 水準は金融危機前の8割弱 経済産業省が29日発表した5月の鉱工業生産指数(速報値、2005年=100)は79.2となり、前月に比べて5.9%上昇した。 上昇は3カ月連続で、伸び率は過去2番目だった今年4月と同水準。 在庫調整の進展などで自動車や電子部品などの生産が持ち直しているのが背景。 ただ生産の水準は昨秋の金融危機前の8割弱となお低い。 需要の先行きも不透明で、経産省は基調判断を 「持ち直しの動きがみられる」 に据え置いた。 鉱工業生産指数は昨秋以降に金融危機や世界的な景気後退の影響を受けて急速に低下。 今年2月には69.5まで落ち込んだ。 その後、世界的な需要喚起策などが徐々に浸透、在庫調整に一巡感が出たことから、3月以降は上向いている。
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5月鉱工業生産:識者はこうみる
経済産業省が29日発表した5月鉱工業生産指数速報(2005年=100、季節調整済み)は前月比5.9%上昇の79.2となり、3カ月連続の上昇となった。 ロイターの事前予測調査では前月比7.0%の上昇と予想されていたが、発表数値は予想を下回った。 生産予測指数は6月が前月比3.1%上昇、7月が同0.9%上昇となった。
市場関係者のコメントは以下の通り
● 日米の景気回復モメンタムに格差、短期筋の円買い圧力にも
<野村証券 金融調査部 外国為替アナリスト 池田雄之輔氏> 5月の鉱工業生産は若干コンセンサスを下回ったが、6月、7月の予想値も比較的良好で生産の持ち直しが鮮明だと言える。 他方、今週発表予定の6月の米ISM製造業景気指数は市場のコンセンサスを下回る可能性がある。景気回復のモメンタムは、特に在庫サイクル面で日本の方が米国より力強く、当面、為替市場では円高圧力がかかりやすいだろう。 中長期的にみれば、日本の景気回復を背景に本邦投資家のリスク許容度が高まれば、外債投資が回復し、円安の潜在的圧力が増す可能性があるが、足元では、日本の景気回復のエビデンスはスペキュレーターの円買いを誘発しやすいとみている。
● 4-6月期は前期比+8.7%か
<みずほ証券 シニアマーケットエコノミスト 清水康和氏> 経済産業省が発表した5月の鉱工業生産指数速報は前月比プラス5.9%、6月の生産予測値がプラス3.1%となり、4-6月期は前期比でプラス8.7%になる見通しとなった。 5月は持ち直しの状況が続いている。 四半期ベースでみても過去最大の伸び率だ。 しかし、4月段階での予測が9.8%だったため、それに比べると鈍っている。 今のところ持ち直しが続いているが、上昇ペースは4、5月をピークに伸び悩みの状況でもあり、今後は「いつ頭打ちになるのか」を見極めていく必要がありそうだ。
● 回復基調に変わりなく株式は反応薄
<みずほ証券投資情報部 マーケットアナリスト 高橋幸男氏> 生産は事前予想をやや下回ったが、出荷増、在庫減で回復基調に変わりはない。 6月、7月の生産予測値はいずれもプラスで、4─6月期は1─3月期比で大幅な増加が見込める一方、7─9月期についても上向きの傾向が期待できる。 株式市場は生産の回復基調は織り込んでいるので、反応は限定的とみる。きょうは、前週末の米株市場がまちまち、商品市況には一服感が出ている上、為替が円高に振れており、動きづらい展開になるとみている。
● 在庫減少に一巡感、回復スピードは鈍化へ
<大和証券SMBC グローバル・プロダクト企画部情報課次長 西村 由美氏> 事前の予想値を下回りポジティブな材料ではないが、生産の回復傾向は変わらないことが確認され株価もしっかりで推移している。ただ在庫率が若干上昇するなど在庫減少には一巡感が出ている。在庫減少、生産回復という構図は変わらないにしても、今後の回復スピードは鈍化しそうだ。 今週は6月米ISM製造業景気指数や6月日銀短観など重要指標が目白押しであり、それまでは手控え気分も強くなり株価も小動きとなろう。
● 回復傾向続き、指数は01年のボトムあたりまで戻りそう
<三井住友アセットマネジメント・チーフエコノミスト 宅森昭吉氏> 市場予想を下回ったが、弊社予想にほぼ沿った数字で、驚きはない。 生産は4─6月期に前期比8.7%程度伸びた後、7─9月期は同プラス4.8%程度と予想する。 あまりにも需要が早く出過ぎたという感じでもなく、引き続き回復傾向とみている。 7月生産見通しも前月比プラス0.9%と強めの数字。生産は今後も緩やかに上昇してくるとみる。
生産指数としては、ピークだった110までの戻しは難しいが、ITバブル崩壊のあった2001年の時のボトムである87あたりまでは戻るのではないか。景気は今年いっぱいは大丈夫とみる。 景気の3月底入れの可能性も依然残っている。 エコポイントなど景気対策の下押し材料がなくなる来年4─6月期あたりが心配だ。
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(寄付速報) 小動きの始まり
29日寄付の東京株式市場で、日経平均株価、TOPIXはともに小動き。
日経平均は小幅安で寄った後わずかに切り返して4日続伸となっている。 9800円台での推移。 米国株はまちまちだったものの為替が円高傾向で、輸出関連にはやや売りが先行している。 公募増資を発表した大和証券Gが売り気配、武田、信越化学が売り気配、キヤノン、7&I、JFE、三井物産、ソニー、日産自に売りが優勢となっている。 一方、三菱重工、三井住友FG、NTT、新日鉄、三菱地所、三洋電機に買いが優勢となっている。 寄付前に発表された5月の鉱工業生産指数は前月比5.9%増の79.2で3ヶ月連続の上昇だった。 市場予想の中心は6.9%増だった。 なお、寄り付き前の外資系証券経由の注文動向は 2営業日ぶりの売り越し (差し引き390万株)で、 金額ベースは買い越し だったもよう。
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今週の東京株式市場見通し/野村証券 藤田貴一氏
[映像ニュース]
http://www.nikkei.co.jp/bb/?genreID=b6&newsItemID=MMBBb6000026062009
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(前引速報) 4日続伸 +38円
日経平均株価(前引) 9916円13銭 (+38円74銭)
高値 9943円83銭 ・ 安値 9854円71銭
出来高概算9億3156万株
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(前引) 小幅ながら4日続伸、テーマ株物色続く
29日前場の東京株式市場で、日経平均株価、TOPIXはともに小幅ながら4日続伸した。 日経平均は小幅安で寄った後切り返し、9900円台半ばまで上昇するところがあった。 先週末の米国株がまちまちで手がかりに欠け小動きで始まったが、為替の円高が一服しその後は堅調展開。 月末接近でお化粧買いの思惑もあるという。 テーマ株物色も続いている。 ただ今週は国内外で重要指標の発表を控えており、1万円の節目を前に上値追いには慎重だ。 寄付前に発表された5月の鉱工業生産指数は予想をやや下回ったが、市場の反応は限られた。
前引けの出来高は概算で9億4253万株、売買代金は6021億円。 値上がり銘柄数1023、値下がり503銘柄。 大型株が小幅に切り返し、中・小型株もプラス。 業種別では33業種中18業種が上昇した。 上昇率の上位は、紙パ、精密、小売、その他製品、繊維。一方、下落率の上位は、証券、鉱業、石油、倉庫、海運。
先週末通期利益予想を据え置いた高島屋が年初来高値を更新、Jフロント、ファストリなど小売株が買われた。 円高傾向でレンゴー、日本紙など紙パが上昇した。ソニー、キヤノンが切り返し、ホンダ、ファナックが値を伸ばした。 原子力関連で三菱重工、東芝が高く、電池関連で古河電工、三洋電機が買われている。個別に、ヤマダ電機が3日続伸、「官民の金融支援が2000億円規模と明らかになった」 と報じられたエルピーダが上伸した。 一方、公募増資を発表した大和証券が売られ、野村HDもさえない。損保ジャパンなど保険も軟調。三菱商事など商社、新日石、商船三井、JFEなど資源、素材が軟調。 信越化学が安い。 個別に糖尿病治療薬で追加試験が必要となった武田、投資判断を受けGSユアサが売られた。
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来週は真空地帯を駆け上がるか!!!!!来週も戻りを試す展開が続きそうだ。日経平均は終値ベースで10000円の大台を回復したことで、新たなステージに突入することが予想される。昨秋の急落局面で、日経平均が10000〜11000円(終値ベース)で推移したのは、僅か3営業日しかない。それだけに、戻り待ち売りは少ないとみられ、真空地帯を駆け上がる公算が大きい。
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