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テーマソングで港に活気 CD人気全国から注目
魚仲買商協同組合 飯田さん制作
4月に沼津港にオープンしたマーケットモール「沼津みなと新鮮館」で繰り返し流れるテーマソングが人気を呼んでいる。個人のプログで紹介されることも増え、沼津誘客の一翼を担うテーマソングとして定着しつつある。軽快なリズムとユニークな歌詞が魅力で、歌を制作した沼津魚仲買商協同組合に「曲が頭から離れない」「歌っているのは誰」と問い合わせが相次いでいる。
テーマ曲は、同組合で総務や経理を担当する飯田徳孝さん(44)=裾野市稲荷=が作詞・作曲し、ボーカルもこなす。食堂や干物店など13店舗をラップ調のリズムに乗せて紹介する。「沼津みなと新鮮館誰もが笑顔になれる沼津みなと新鮮館おいしさ集めて」と繰り返し登場するフレーズは「和気あいあいとした雰囲気を伝えたい」という思いを込めたという。
新鮮館では入り口付近にCDを置き無料で提供している。飯田さんや組合の職員が1枚ずつ焼き増しているが、棚に並べるとすぐに"売り切れ"てしまう人気ぶり。10月中旬までに1万枚以上が沼津土産として来店者の手に渡った。
飯田さんは音楽好きの父親の影響で幼いころからジャズなどに親しみ、高校時代には渡米し音楽を勉強した。帰国後、地元の食品製造会社に勤めるが、体調を崩して退職。自宅で曲作りに打ち込んでいた。
転機は39歳。親類の紹介で同組合に就職した。「港や魚のことは素人だけど『港が助けてくれた』と仕事にやる気が出た」。マーケットモール建設構想の浮上を受け「音楽で貢献しよう」と毎日、建設現場に通い曲のイメージを膨らませた。
飯田さんは、以前から都内でライブ活動を展開。静かなヒットによりテーマソングを歌う機会も増え、沼津のPRにつながっている。「歌をきっかけに1度でなく2度3度と沼津に来てほしい」と呼び掛けている。
(静新平成21年10月28日(水)朝刊)
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